社交不安障害ひきこもりの散歩道

中学校不登校。 長期ひきこもりのブログ。

ひきこもりが精神科に行くメリットとデメリット

ひきこもりが精神科病院に行くことにより考えられるメリットとデメリットの一覧です。
精神障害に該当する場合に考えられるメリットになりますので、外出や就労に何も問題が無い場合については精神科に行くメリットは少ないと思われます。

 

考えられるメリット

・病気の治療が出来る

病気がある場合には治療により症状の軽減が出来る場合があります。
自分では特に問題が無いと思っていても意欲の低下症状があるうつ病や対人関係が苦手な社交不安障害に陥っている場合があり、治療の必要がある場合もあります。

障害者手帳を受けることができる

手帳取得により福祉制度やサービスを受けることが出来るようになります。
手帳取得や更新には医師の診断書が必要であり、その分費用が掛かるので注意が必要です。

障害年金が受給できる

状態によっては障害年金が給付される場合があります。
ただし、受給条件に該当する場合であっても年金の納付状況によっては受けられないので注意。

精神障害者向けデイケアを利用することが出来る

コミュニケーションの練習の場や居場所づくりとして役に立ちます。
就労に向けたプログラムを行っているデイケアもあります。
利用料金が比較的高めなので注意が必要です。

(詳しく知らないのですが、精神障害者ではなくひきこもり向けのデイケアも存在するようです。こちらは精神科関係なく利用できるかもしれません)

・作業所を利用することが出来る

仕事の訓練や居場所づくりとして役に立ちます。
仕事を行うことになりますので給料(工賃)を受け取ることができます。
得られるお金は平成27年度の厚生労働省の調査によるとB型作業所が月平均15,033円、最低賃金が保証され雇用契約を結ぶA型作業所が月平均67,795円となっています。
場合によって利用料が必要になることもあります。

・障害者枠で就労することが出来る

場合によって企業の障害者枠で就労できる可能性があります。
就職しやすくなるメリットがありますが待遇面で様々な問題があるようです。

・障害者向け職業訓練を受けることが出来る

一般向けの職業訓練の他に障害者向けの職業訓練もあるようです。

・外出や人に接する機会になる

病院に通うことにより定期的な外出や人と会うきっかけとなります。

・自分のことを知ることが出来る

自分自身の状態や特徴を知ることにより今後の身の振り方や考え方など、色々なことを考える転機になることが考えられます。


考えられるデメリット

・お金がかかる
継続して通うことになりますので多額の病院代や薬代がかかることになります。
自立支援医療制度を利用することにより負担額を軽減できる場合があります。

・薬漬けになる
症状によりますが薬を服用すればすぐに良くなるというものではなく、長期間服用し続けなければならない場合もあります。
薬による思わぬ副作用に悩まされることもあります。やめようと思っても離脱症状や依存症状により簡単にやめられないこともあります。
また、医師による過剰投与が問題にあることも少なくありません。

・保険に入れなくなる
場合により保険会社の加入条件に引っかかる場合があります。
隠して加入しても支払いの際に保険金が支払われないということも考えられます。

・車が運転できなくなる
症状により自動車の運転が制限される場合があります。
車を運転する職業を考えている場合や普段から車を運転している場合は注意が必要です。

・差別・偏見の目に晒される
診断を受けた場合、精神障害者というカテゴリーに属することになります。
障害者に対する差別や偏見は依然根強く、差別されたり偏見の目で見られるなど辛い思いをしてしまうことも考えられます。


・悪化する可能性がある
治療が上手くいかないことも考えられますし、医師などの対応や薬の副作用などにより精神的にも肉体的にも参ってしまうということも考えられます。
また、本人の意向を無視して無理矢理精神科に連れて行ったり、強制入院になってしまうことがあれば、人間不信になったり周囲との関係が悪化することも考えられます。